オフィスのPCは有線LANと無線LANどちらがいい?メリットとデメリットを紹介

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オフィスのPCは有線LANと無線LANどちらがいい?メリットとデメリットを紹介

起業して自分のオフィスを持った時、必要となるものの1つがインターネット環境です。
使用するPCは有線LANと無線LAN、どちらで接続していますか?
 
有線LANと無線LANには、それぞれメリットとデメリットがあり、どちらを選ぶかで利便性やセキュリティに影響があります。
 
そこで今回は、インターネット接続の有線LANと無線LAN、それぞれのメリットとデメリットを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

有線LANのメリットとデメリット

スマホやタブレットのように、Wi-Fi接続を前提としてLAN端子がないノートPCもあります。
そのため古い規格に思われるかも知れませんが、有線LANにも多くのメリットがあるのです。

【有線LANのメリット】
通信が安定している
高速通信が可能(10Gbps以上も可能)
セキュリティが高い(物理的にアクセス制限されるため)
低遅延

【有線LANのデメリット】
LANケーブルが必要
配線による制約が発生する(LANケーブルが届かないところに置けない)
配線が煩雑になる恐れ
接続台数が少ない(ルーターのLANポートの数しか接続できない)

無線LANのメリットとデメリット

最近は「無線LAN」よりも「Wi-Fi」という言葉を聞くことが多いと思います。
どちらも同じ意味で使用されることが多いですが、正確には「無線LAN」とは無線通信で構築されたネットワークのことで、「Wi-Fi」は無線通信の規格のことです。
 
それでは、無線LANのメリットとデメリットを見ていきましょう。
 

【無線LANのメリット】
電波が届けば接続できる
LANケーブルが必要ない
接続台数が多い
配線が邪魔にならない
 
【無線LANのデメリット】
通信が安定しない場合がある
有線LANに比べセキュリティが弱い
設定が複雑な場合がある
 
作業に必要な回線速度
有線LANと無線LANのメリットとデメリットが分かったところで、どんな作業にどれぐらいの回線速度が必要なのか、目安となる数値を確認してみましょう。
 
回線速度には「上がり」と「下り」があります。
上がり回線速度は、動画配信やメール送信などアップロードに必要な回線速度です。
反対に下り回線速度とは、動画視聴やメール受信などのダウンロードで必要になります。
 
目安①テレワーク
目安回線速度
可能な作業
上り/下り回線速度:10Mbps~30Mbps
ZoomやMicrosoft Teams、Google Meetなどを使用した、オンライン会議。
上り/下り回線速度:最低50Mbps以上、100Mbps以上が推奨
GB(ギガバイト)単位の大量データファイルを頻繁にやり取りする場合。
 
目安②動画視聴
目安回線速度
可能な作業
下り回線速度:1Mbps~10Mbps
簡単なWebサイトの閲覧やSNSやメールなどの確認。
下り回線速度:3Mbps~5Mbps
YouTubeの標準画質やSD画質と呼ばれる動画を視聴可能。
下り回線速度:5Mbps~25Mbps
NetflixやYouTubeの1080pなどの高画質(HD / フルHD)プランを快適に視聴可能。
下り回線速度:20Mbps~50Mbps
4K動画が視聴可能。ただし、複数の端末で同時視聴する場合は30Mbps以上を推奨。
下り回線速度:100Mbps以上
8K動画が視聴可能。
 
使用している回線の速度を確認する方法
現在使用しているインターネットの回線速度が知りたいなら、以下の無料の回線速度測定サイトで計測できます。
Fast.com
USEN GATE 02
 
もし、無線LANを使用していて回線速度が遅いなら、有線LANに切り替えることで改善する場合があります。
 
PCを接続する状況に合わせて使い分けを
有線LANと無線LANのメリットとデメリットを紹介してきました。
どちらにも一長一短があるため、使用する端末や環境などによって使い分けていただくのがベストです。
 
例えば、デスクトップPCなら持ち運びはしないため有線LANがおすすめです。
ただし、配線が邪魔になるような場合は無線LANのほうがいいでしょう。
 
持ち運びをするノートPCなら無線LANが便利です。
しかし、大容量のデータをやりとりするなら、より速くて安定している有線LANをおすすめします。
 
このようにケースバイケースで使い分けて、快適な職場環境を実現してください。

(編集部注:2026/3/5現在の内容です。)

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