起業までのステップ

起業までのステップ

企業アイデアをまとめる
まずは自分がやりたいことや起業の目的を明確にしましょう。その際は自分だけで頭を悩ませず、周囲の人に話をしてみましょう。第三者に話をすることで自分の考えが磨かれ、明確になるとともに、新しいアイディアが生まれる可能性が高くなります。また、進出予定業界の問題点や弱みは何か、それをどう解決すればいいか、その商品・サービスの独自性は何か、など多方面から起業アイデアを考えてまとめていきましょう。
ビジネスモデルを考える
起業アイデアを、実際の事業としてどのように具現化するかを考えましょう。活用できる自分のスキルや経験、人脈は何か。新たに必要となるノウハウは何か。実際の商品・サービスの特徴や販売方法、顧客の特徴、さらには収益性まで具体的に考え、自分がやりたい事業の「進む道」を決めます。その頃には「いつか起業を」から「いまから起業準備を」に気持ちが切り替わっているはずです。
事業計画をつくる
事業計画は、そのビジネスモデルを実現するために、お金に換算して行動を計画することです。具体的には、(1)スタート時の資金計画、(2)損益計算(予算)、(3)資金繰り予定(予想キャッシュフロー)としてまとめます。実際にビジネスの流れをシミュレーションし、人件費や消耗品などの細かな部分まで概算するとともに、「こんなものも必要になるのか」というにも気付くことができます。事業計画は、事業を開始してからの大切なシナリオです。
起業する
起業する会社の形態(NPO法人、合同会社、株式会社など)によって、必要な手続きが異なります。それぞれの特徴とご自身の条件などを考慮し、適した形態を選びましょう。なお、個人事業主の場合も、開業届などの手続きが必要です。また、起業する業種によっては許認可が必要なものがありますので、きちんと調べてから各種手続きを進め、念願の起業を果たしましょう。

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